名古屋市西部水害ボランティアセンター長(現市社協ボランティアセンター次長)を務めた石黒さんのもとに、広域ボランティア支援本部立ち上げの連絡が入ったのは9月12日午前。テレビや新聞などのメディアを通して、東海豪雨の惨状が明るみに出た頃です。「初めからやるつもりでいました」と、当時を語る石黒さん。その言葉の通り、市社協の水害ボランティアセンターは、水害ボランティアセンター設立の告知、また被災地域の住宅を訪問しチラシを配って歩く、といったローラー作戦を繰り広げました。また、被災した人たちの救援に漏れがないよう広報車の手配、被災した高齢者宅には地域の民生委員を通して知らせるなどといったきめ細かい救援活動も展開させ、市社協ならではのネットワークをフルに生かしました。 |
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