今回は、社会人2年目と学生2人のボラみみ期待の若手スタッフ3人がボランティア体験に出かけてきました。それぞれ興味のあった分野の活動だからこそ、充実感も大きかったようです。この3人にならって、まずは“好きなことのボランティア”始めてみませんか?
6月21日(土)、株式会社デンソーが主催した『できるエコ!DECOスクール@名古屋キャンパス』にボランティアとして参加しました。この日の『DECOスクール』は、エネルギーについて考えるセミナーの開催や自動車部品を扱う会社ならではの環境技術セミナー、エコライフすごろくやグリーンマップ作り、夜にはキャンドルナイトなど誰もが楽しめるイベントが盛り沢山でした。私は「モノづくり教室」というコーナーで「ECOバッグ」ブースを担当しました。
ここでの「ECOバッグ」は細く切った厚紙を組み合わせて作るクラフトバッグでした。これがなかなかかわいくて丈夫で、携帯と財布くらいは楽々入ります。大切に使えば軽く10年は使えるというこのバッグを作るのは、細かくて根気と集中力のいる作業でした。ボランティアの仕事は、参加者の方々のモノづくりのお手伝い。私もはじめに講師の方から作り方を習いその後参加者の方々がバッグを作るサポートをしました。なかなか慣れずに一緒に悩んでしまうこともありましたが、参加者の方と完成させた時はとても嬉しかったです。参加者の中には小さな子どももいて「紙でこんなに丈夫なバッグができるんだね」と驚いていました。それを見ていて、どうか今日のDECOスクールで感じたことを忘れずに大切に使ってもらえたらいいなと思いました。モノづくり教室には他にも「さをり織り」や「風呂敷バッグ」づくりを体験できるコーナーがあり、各ブースの講師陣に私たち学生やデンソーの社員の方が加わり、「モノづくり教室」では総勢約40名のボランティアで運営しました。ボランティアのお手伝い以外にも、「アース」の上映会に行ったり、有機野菜で作られたロハス弁当を食べたり、ブースが終了し夜になると、エコ・ファッションショーを楽しんだりと私たちボランティアのスタッフも大いにイベントを満喫できた一日でした。
この催しに参加する前、大学の授業で、様々な企業が利益追求を目的とするだけでなく、地球の未来に配慮した事業運営を行っている「CSR(企業の社会的責任)」についての話を聞いたばかりだったので、この催しには興味津々でした。日頃接する機会の少ない企業の方と一緒に、ひとつのイベントを運営するのはとても新鮮なことでしたし、「企業」がこれからの未来の為に動き出しているのを直に感じられたのは貴重な体験でした。あらゆる「企業」が「社会的責任」ということばを使って、自分たちの事業を行うフィールドを守ろうとしていて、私も私なりに、自分の生きているフィールドを守っていかなければ!と思いました。たくさんの人が、未来の為にアクションを起こし、それが共鳴しあっていけたら素敵です。
その為には何より、自分が楽しむこと!DECOスクールのように、楽しくECOの意識を上げられるイベントに、これからももっと参加していきたいと思います。
事前ミーティングの様子。
子どもも大人もECOバッグ作りに夢中。
スタッフ集合!「はい、チーズ」
昨春ボラみみにインターンとして関わり、その後、編集チームで活動中。気の向くままにどこへでも飛んでいくフットワークの軽さが自慢!好奇心旺盛な大学三年生です。
株式会社デンソー 〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1
TEL:0566-61-4531(総務部 企画2室)
URL:http://www.denso.co.jp/ja/csr/social/social/index.html
「株式会社デンソー」の社会貢献活動のひとつで、地球環境の現状に対する関心と理解を深め、楽しく取り組めるエコアクションを学ぶ活動。2007年から始まり、今年は名古屋の他に東京・安城で開催。