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◆特集◆ インターン 吉田 「ボラみ隊が行く!」 ボランティア体験レポート編

あそびのひろば実行委員会(あそVIVA)

◆ドッヂビーを楽しむ

写真 ドッヂビーの様子です。

 今回は、名古屋市熱田区にある船方小学校へ行き、体育館で1時間半ほど、こどもたちと一緒にドッヂビーをしました。ドッヂビーとは、ドッジボールとよく似たスポーツですが、ボールの代わりに、当たっても痛くないウレタン性の柔らかいフライングディスクを使います。投げるのに少しコツがいるようで、普段から使い慣れているこどもたちのほうが上手に投げられます。そのためか、ボランティアとして参加している大人のほうが、こどもたちにやられてしまいます。ドッヂビーをしているこどもたちの表情は、真剣そのもので、またとても楽しそうでした。

◆あそVIVAの活動を知る

写真 うまくとれるかな?

 体育館でのドッヂビーが終わってトワイライトスクールの教室に戻ってから、あそびのひろば実行委員会の塩谷さんに、活動についてお聞きしました。今回お伺いした船方小学校トワイライトスクールでの活動は、今年6月から行っているそうです。ボランティアスタッフは来れる時に来てもらえればよいというスタンスで募集をしているそうで、私が参加させていただいた日に一緒に参加したボランティアスタッフは10名ほどでした。何人かとお話をすることができましたが、全体的には、学生の方が多いようで、参加回数は初めての方とこれまでにも来たことがある方と半分ずつくらいの割合でした。参加したきっかけを聞いてみると、大学の情報コーナーや通学途中にある図書館で『ボラみみ』を入手して興味をもったそうです。これまでの活動でも、毎回同じ程度の人数のボランティアスタッフが参加するそうですが、毎回初めて参加するスタッフが何人かいるそうです。また、9月に行われた全国ボランティアフェスティバルがきっかけで、今後は児童館での活動も準備しているとのことです。

◆こどもたちと遊びたい

 最後に、活動の原動力について伺ってみました。私自身は、「こどもたちの笑顔が見たいから」「こどもたちを楽しませてあげたいから」という答えが返ってくるかなと思っていましたが、答えは「単に自分がこどもたちと遊びたいから」なんだそうです。その言葉を聞いて、こどもたちからしてみると、両親や学校の先生とは違い、自分達と対等の立場で単純に遊んでくれる大人というのが、遊び相手として欲しい存在なのかもしれないと感じました。「ボランティアだからと何かしなくては」「ボランティアだからと何かしてあげなくては」と構えるのではなく、自分がこどもと遊びたいと思うから遊ぶ、しかも遊ぶことがボランティアにもなる。考え方がシンプルで、自然体なところがすごくいいなと感じました。

■団体紹介 【あそびのひろば実行委員会(あそVIVA)】
〒466-0058 名古屋市昭和区白金一丁目20-24 白金児童館内
TEL:090-7309-5786 FAX:052-881-3020
毎月第1土曜日ほか 半日〜
熱田区の船方小学校で子どもと遊ぶ「あそびのひろば」を開催しています。

■体験・文 【ボラみ隊 吉田】
現場体験型研修として、ボラみみより情報局でインターンをした採用2年目の県職員。普段は子育て支援に関する仕事をしています。