10月9日(木)、育児サークルLosNinos(ロスニニョス)の未就園児の子どもたちと遊ぶボランティアに参加してきました。 このボランティアに参加しようと思ったきっかけは写真でした。その写真は、子どもたちと一緒に遊んでいるところを撮った、 ボランティア紹介の写真なのですが、すごくすごく楽しそうな空気が伝わってきて、私も一緒に遊びたいと思ったのです。 LosNinosは、未就園児と、その母親を集め、交流会やイベントをしている、ママの手作りサークルです。 運営企画からイベントの実行までママたちが行っていて、ボランティアはママたちと一緒に子どもたちの面倒を看たり遊んだりと、ママたちのお手伝いをします。 私が参加した日は、室内運動会の日でした。参加したボランティアは、大学生の女の子が2人と、『ボラみみ』を見て参加したいと思い、見学に来ていた元保育士の女性が1人でした。 会場は、藤が丘コミュニティセンター内にある二間続きの座敷の部屋で、たくさんの子どもたちが参加していて、そこかしこに子どもがいるという状態でした。 子どもが多いときには、室内に入りきらないこともあると代表の西部さんからお聞きました。 また、ボランティアもまだまだ足りないようで、もっとたくさんの人にこうやって活動していること、ママたちが始めたサークルでもできることがいっぱいあるということ、 こういった小さな組織だからこそできることがあるということを、知って欲しいという熱い想いもお聞きすることができました。
私は今まで子どもとあまり接する機会がなく、どうやって接していいのかと緊張をしていました。 そうして、少し固まっていたら、近くにいた男の子が、にまぁっと笑ってくれて、 その笑顔がとても楽しそうで、生き生きとしていてかわいく、自然とこちらも笑顔になりました。 その時に、私も楽しめばいいんだと緊張がとけました。子どもたちと一緒に楽しもうと思いました。 LosNinosには、授乳中の子から立って走りまわれる子までとさまざまの子どもたちが参加しているので、 室内運動会では、みんなが参加できるようにと、発育状態にあわせて競技が3つにわけてありました。 ハイハイ程度の子は3、4人で、先に泣いた子が1番の競技。小さい子は泣くのも全力で、その姿がとてつもなく愛しかったです。 ヨチヨチとだけれども、歩ける子たちは10人くらいで、トンネルと滑り台の障害物競走。一生懸命走ってゴールしたときの笑顔がキラキラと眩しかったです。 しっかり歩けて走れる子は10〜15人くらいで、お菓子つかみ取りの滑り台ありの障害物競走。 お菓子をつかんで、にんまりとしながら嬉しそうにゴール。かわいくて仕方がありませんでした。
今回こうやってボランティアに参加してみて思ったのは、「ボランティアとは何だろう?」ということです。 私は、ずっと「人の為になる何か、どちらかと言えば、こちらから何かをしてあげるもの。」そんなふうに思っていました。 けれど、子どもたちと遊んで笑って、私は楽しくて楽しくて、心が癒され、また頑張ろうという元気をもらいました。 ボランティアは人と人とのつながりで、与えるばかりでも与えられるばかりでもない、素晴らしい交流なのだと感じました。 「ボランティアとは何だろう?」この答えは、まだ出せていませんが、これから、またボランティアに参加をして考えていこうと思います。
■ 団体紹介 【Los Ninos(ロス ニニョス)】 担当:西部
愛知県名古屋市名東区豊が丘239
TEL:052-777-8389 (10:00〜17:00) 携帯番号:090-5634-8000 (24時間OK)
E-mail:jsm.n@ocean.email.ne.jp
URL:http://ameblo.jp/losninos/
毎月2回、未就園児の子どもたちとお母さんたちが集まり、絵本の読み聞かせや動物園や公園へ遠足に行ったりと、楽しいイベントを行っています。お母さん同士の交流会もあります。
■ 体験・文 【大竹 三輪子】
現場体験型研修でインターンに来ている県職員です。普段は、県立高校の事務をやっています。