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NPO法人「やらまい会」町おこしの取組み



市民発、初めての大イベント。

 最初のターゲットとなったのは、地元御油の去年の夏祭り。その企画は、東海道の旧宿場町にある和太鼓チームが一同に会し、夏祭という舞台を借りて、盛大な和太鼓大会を繰り広げようというものだった。 伊藤さんをはじめ、「やらまい会」のメンバーは、半年がかりで準備を進めた。和太鼓チームへの出演依頼等は順調に進んだが、地域の理解を得ることが殊の他難航にした。

「古い町でやるイベントというのは、市の予算を使って、公民館や行政主導でやるのがあたり前。だから、市民主導のイベントと言われてもピンとこない。 NPOと言う言葉自体も全く知られていないから、説明にはホント苦労しましたね。多くの人が、『伊藤屋さん、一体何を始めるんだろう』って疑心暗鬼で見てたんじゃないかな」と、伊藤さんは振り返る。

 そして、8月5日。御油の夏祭り当日。会場として借り受けたイチビキの駐車場には、東海道旧宿場町の豊橋、岡崎の古い町から6つの和太鼓チームが集結し、勇壮な和太鼓を次々と披露した。 見学に集まった人の数、200人。これは、この地域の夏祭りとしては、異例の人出だった。

 こうして「やらまい会」初めてのイベントは、大成功の内に幕を閉じた。祭りからしばらく経つと、町中からは「和太鼓大会と夏祭りをもっと関連づけてやればよかった」「来年もやるなら、ぜひ協賛したい」などの声が多数あがっていた。

 伊藤さんは、そうした声を聞いて確信する。「これからは、市民が自分の手で自分の町を作り、守っていく時代。今回のイベントを通して、多くの人がそう感じてくれたはずです。」


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