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◆ 特集 ◆ インターン 武藤 瑞穂 「ボラみ隊が行く!」 ボランティア体験レポート編

特定非営利活動法人 SKIP 誰でもできるボランティア活動を提供

楽しい時間はあっという間




山積みのコンサートチラシ

 以前、ボラみ隊で、チャリティーコンサートの当日ボランティアを体験させて頂きましたが、今回は「みみライン」を利用して、「託児付きコンサート案内の発送作業」という活動を見つけ、コンサートが行われるまでの過程を体験しました。団体としての事務所は持たず、なごやボランティア・NPOセンターの一角を借りて行われた発送作業ですが、早速足を運ぶと、既に机の上には沢山の封筒とコンサート案内のチラシが準備してありました。団体の方2名とボランティアスタッフを含めて6名程度の少人数で和気あいあいとした雰囲気の中、作業は行われました。まずは封筒に宛名シールを貼る作業から行いました。コンサートのリピーターへ約600通、児童館や図書館、支援センターといった施設へ約150通、団体の会員へ約100通発送するため、かなりの量の封筒に一枚ずつシールを貼っていきました。
次に、こちらも山のように届いたコンサート案内のチラシの枚数を数える作業を行いました。たくさんあった作業も、皆で力を合わせて、楽しい会話をしながら進めていくとあっという間でした。ボランティアを募集する前は、団体の事務局の方3名でこの作業を行うこともあったため、かなりの時間がかかっていたそうですが、ボランティアが来るようになってからは、作業が大変楽になったそうです。特に、『ボラみみ』を見て来てくださった方は、意欲的で信頼がおけるためありがたいそうです。



コンサートを迎えるにあたって

チラシ
1枚2枚3枚・・・・

 今回行った作業以外にも、コンサート当日を迎えるまでにはあらゆる下準備と、苦労やこだわりがあることを、お話を通じて知りました。名簿を管理し、宛名シールの準備を前もってしておくことで、ボランティアがすぐに作業を行うことができる環境が整っています。誰でもできるボランティア活動の裏には、団体の事務局の方の多くの下準備と、コンサートに対するこだわりがあるのだと感じました。その他にも、コンサートのチラシについてデザイナーとやり取りをしたり、後援の申請を出したり、出演者とのスケジュールを合わせたりと、多くの工程があることを知りました。



一年かけて考えようの年

和気あいあい

 モーニングコンサートは、次回6月16日をもって、残念ながら一旦休止となってしまうそうですが、この1年間で今後の取り組みについて考えていく年にしていきたいとの事です。団体設立当時から時代と共に子どもも成長し、社会の様子も変わってきている中で、共通の問題を考えて話し合ったり、2000年に「ママたちのモーニングコンサート」という本を出版したように、何か形になるものを残そうと考えていくということで、今後のSKIPさんにも是非期待していきたいと思います。

団体紹介 

「特定非営利活動法人 SKIP」
携帯:070-5641-4317 (10:00〜17:00)
E-mail:skip@mbe.nifty.com
団体URL:http://homepage3.nifty.com/skip/
子育て支援の活動をしている団体です。全国初といわれた託児付きクラシックコンサートを実現しました。一旦休止となるモーニングコンサートは2009年6月16日に行われます。

体験・文 【ボラみ隊 武藤 瑞穂】

今回でボラみ隊は2回目です。今年の3月に無事大学を卒業し、現在は得意の韓国語を生かし、中部国際空港で地上職をしています。

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