ボラみ隊とは・・・
『ボラみみ』に掲載された団体に足を運んでボランティア活動を体験したり、ボランティア活動をしている人たちと交流する、「ボランティアしてみたい」「見てみたい」という人たちの集まりです。
ホームへ/
バックナンバー目次へ

ページ//3
第1回目はボラ人インタビュー特集。若い男性3人のレポートをお届けします。3人ともボランティアをするのが初めて。偶然か、皆さん仕事に関連のある分野のボランティアを選んでいます。まずはなじみのある分野を選んで始めてみるのが、活動へのきっかけをつかむ1つの方法かもしれませんね。
REPORT qミ 田中 恒至(こうじ)さん(20代 教員試験勉強中)
いろんな経験ができたり、人との関わりが持てるのが魅力。
 田中さんは、週2回月・木の18:30から20:30の間、児童養護施設に入所している中学生に学習指導をしている。
 障害者バスケットボールのボランティアをしている友達から『ボラみみ』を紹介され、HPでボランティア情報を探すようになった。ボランティアをやってみたいと思いつつ、しばらくはなかなか時間を作れずにいた。ちょうど余裕ができてきた頃に、HPでこの学習ボランティアの情報を見つけた。当時は講師の仕事をしていたので、その経験を生かせると思い、やってみることにした。養育院の学習風景。ボランティアは1人1人に向き合って学習指導をする。 最初は、生徒と関わるという点では相性もあるので、ちゃんとやれるか不安があったという。それは、普段講師をしているときにも感じることだとか。活動を重ねるうちに、生徒とも打ち解けた。休憩時間には、自然と学校での友達の話や修学旅行のことなどを話すこともある。ボランティアを通して、仕事とは違う経験をつむことができたり、人と関わりをもてたりする点は、指導する立場ではあるが、指導させてもらっている感じがするという。
田中さんは、ボランティアをやってみたいという意識が一番大切で、それに時間と気持ちのゆとりがあれば、活動ができると考える。「やりたいと思ったことがあるなら、まずはじめてみないとわからない。活動する前は、思いが先走ったり、頭の中だけでマイナスにとらえたりすることもあると思う。でも、勇気がいるけど、まず一歩踏み出すことが大切。やってみてダメだったり、合わなかったりしたら、また考えてみればいい。」と、これからボランティアを始めたい人に後押しする。
 「今後は、別のボランティアでも貢献していきたい」と語る田中さん。ますますボランティアに意欲を燃やしているようだ。
q_
執筆:ボラみ隊 土井

団体
情報
名古屋養育院
住所:名古屋市南区呼続4-26-37      TEL:052-811-6055 FAX:052-821-3820
担当:福井 

前のページ/上に戻る