初めての「てぬきうどん」作り
                
                
                	キャンプをしようとしている人々全てを対象としてサポートを行うことを目的とし、
                    愛知県全域を活動範囲としている「ほたる」という団体の活動を体験してきた。
                    今回は、「てぬきうどん作り」という企画。保護者はなるべく手を出さず、
                    子どもたちが主役になって自分たちの力でやろうというものだ。
                    開催場所は安城市青少年の家。参加者は「ほたる」から子ども好きな学生5人と社会人2人、
                    「ボラみみ」からは私含め2人、5歳〜中学生までの子どもたち19人と保護者3人の総勢31人での活動となった。
                    朝9時からの活動前準備では、「ほたる」7人のスタッフはミーティングを行い、
                    買い出し・調理器具準備・材料準備など役割分担を入念に確認した後、さっそく準備にとりかかる。
                    11時の受付終了時間には何とか子どもたちを迎える準備ができた。
                    活動開始時間となり、「ほたる」スタッフあいさつ。我々「ボラみみ」スタッフもあいさつ。
                    この時、「ほたる」の全員がニックネームを書いた木などで作られた名札を首から下げていた。
                    「ボラみみ」2人と子どもたちもお互いがわかるようガムテープにニックネームを書きシャツに貼付けた。
                    うどん作り開始。初めてのうどん作りに子どもたちは悪戦苦闘。
                    手より口の方が良く動いていたみたいだ。ニックネームを付けていたおかげで心の距離が近くなり、
                    子どもたちと色んな話をしながら楽しくうどん作りができた事が印象的だった。
                
             
            
                
                    
                    左後が瀬戸です。
                
 
                
                    
                  	子どもたちは慣れない手つきで初めてのうどんづくりに頑張っていました。
                
 
             
         
        
            
                
                    自分たちで作ったうどんはおいしい!
                
                
                	後片付けも自分たちでやりながら四苦八苦。何とかうどんは完成。薄い、細い、大きい、ワンタンみたいな物など・・・色んなうどんのでき上がり。
                	昼食は、もちろん手づくりうどんの試食。ほとんどの子どもたちが完食した。形はどうであれ、自分たちでつくった初めてのうどんの味は子どもたちにはおいしかったみたいだ。私もおいしいと感じた。
            	    昼食後は、レクリエーション。『だるまさんがころんだ』などの遊びでスタッフや参加した子どもたち同士の交流が更に深まった。この時は歳の差や男女の区別なく、私は「やす」と呼ばれ、みんなニックネームで呼び合っていた。
                
             
            
                
                    
                   	みんなでいただきまーす。おいしかったよ。
                
 
                
                    
              		レクリエーションでの、子どもたちの楽しい笑顔が印象的でした。
                
 
             
            
                
                	活動に参加して
                
                
                    楽しい時間が過ぎ解散。その後スタッフは全員で反省会。一人一人が今日の活動の反省点を細かく話し、討論。
                    今日の反省を次回に活かそうという考えがしっかり伝わってきた。
                	最後にこの活動に参加して、いまどきの子どもによくみられる引きこもりや、
                    コミュニケーション能力不足を克服し、これからの主役となる子どもたちが現実社会に溶け込めるような、
                    「橋渡し」をしているのではないかという印象を受けた。
                
             
    	
            
            	体験・文
                
                ボラみ隊 瀬戸康博
                
                
            	    H15年秋、転勤により広島から名古屋へ。
                    「名古屋で何か役に立ちたい」という思いからボラみみと出会い、現在レポーターとして活動中。
                    子ども大好きな35歳。