ボラ体験レポート編 ボラみ隊が行く!
ボラみ隊とは・・・ 『ボラみみ』に掲載された団体に足を運んでボランティア活動を体験したり、 ボランティア活動をしている人たちと交流する、「ボランティアしてみたい」 「見てみたい」という人たちの集まりです。
今回は、普段から積極的にボランティアをしている人がボラみ隊としては、初のレポートに挑戦しました。 ボランティアするだけでなく、レポートにまとめる作業は思った以上に難しかったが、 これを読んで一人でも多くの人がボランティアに関わってくれたらという想いで書きました。
REPORT 2 社会福祉法人 名古屋手をつなぐ育成会 あつた授産所
声を出し合い、励ましあい、障害者と一緒にハンカチを染める
染め製品を一緒に作ろう!
 神宮前駅西口より南へ、徒歩8分の所にあるベージュ色の建物が、15歳以上の知的な障害のある方に、作業、生活支援を行っている施設「あつた授産所」があります。 ここでは、ミシンがけや箱の組み立てなどをしているいくつかの作業場がありました。支援員の松島さんに、知的な障害のある方々が行っている染め製品の作業場へ案内して頂きました。  利用者の方は40人います。そのうち染作業は常時8人、毎週月曜日から金曜日まで作業をしています。はじめは療育活動の一部として染作業をはじめ、本格的になったのは2年前からだそうです。私がおじゃました時は、すでに利用者の方々が腕まである手袋をし、ビニールエプロンをかけ、皆さん真剣な顔つきでもくもくと作業をしていました。
苦労が報われるとき、乾けば完成! 苦労が報われるとき、乾けば完成!
急いで洗って、染色が変わる前に洗い流します。 急いで洗って、染色が変わる前に洗い流します。
布地を染液で染めています。ムラなく染まるかな。 布地を染液で染めています。ムラなく染まるかな。
できるところは自分で、できないところをお手伝い
 染め製品を作るのにあたり、まずは最初に染め液が入っているケースの中に下準備(しぼり)をすませたハンカチ75枚入れます。合計6ケースを2人か1人で45分間ハンカチを混ぜます。染めハンカチは混ぜることによって綺麗に染まりますが、下の方は固まってなかなか染まりにくいため、ボランティアの方々が下からすくい上げ、ハンカチを揉む作業を行っているそうです。私も加わり、利用者の方々と一緒に両手で下に固まっているハンカチをすくい上げる事を何回か繰り返しました。その作業をするうちに私の額からすごい汗が出てきました。  その後は朱色になったハンカチをピンク色になるまで水洗いします。この作業はすばやくやらないと、染め色も変わってきてしまうそうで、利用者の方は慣れた手つきで一生懸命洗っていました。みなさんの作業を見ながら、初めてで不器用な私にもできました。それが終わると洗濯をし、干す事で約2時間の作業終了です。ピンク色に白い花火が上がった様なハンカチが出来上がりました。手作り作業は、一つ一つの工程に時間と労力がかかるので、完成した時はホッとしました。利用者の方たちと共に協力しながら作りあげていく、そしてお互いの思いが共通認識となって、一つの形になったように思います。  あつた授産所の利用者の方は自分のできるところは自分で作業をして、できないところを職員の方やボランティアがカバーしています。「皆が声を出し合い励まし合う。そして自然と笑い声が聞こえてくる。」作業のお手伝いでその光景を見た時、とても暖かい気持ちになりました。
体験・文
ボラみ隊 田島 直美
楽しい事と旅行が好きな派遣社員。初めてレポーターをして、人の温かさに触れる事が出来ました。 温かさをもらった分、今度は私が色々な人に何かをしてあげられたらいいなぁと思ってます。
団体紹介

社会福祉法人 名古屋手をつなぐ育成会 あつた授産所

名古屋市熱田区神宮4ー4ー5 TEL:052ー671ー6212 FAX:052ー671ー6239 担当:松島 知的に障害を持った人たちに生活や作業などの支援を行い、 その人たちが地域で普通に安心して暮らしていくことを目標に活動しています。 作業日:月曜日〜金曜日 10:00〜15:00 ボランティア募集中。