ボラみ隊とは・・・
『ボラみみ』に掲載された団体に足を運んでボランティア活動を体験したり、ボランティア活動をしている人たちと交流する、「ボランティアしてみたい」「見てみたい」という人たちの集まりです。
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第1回目はボラ人インタビュー特集。若い男性3人のレポートをお届けします。3人ともボランティアをするのが初めて。偶然か、皆さん仕事に関連のある分野のボランティアを選んでいます。まずはなじみのある分野を選んで始めてみるのが、活動へのきっかけをつかむ1つの方法かもしれませんね。
REPORT qマ 松本 直樹さん(30代 運送業)
いざ行動をおこしてみると、「やってよかった」という実感がわいた。
 運送業の仕事をしている松本さんは、「IT講習バスの運転ボランティア」をしている。
 このボランティアにたどり着くまでには2年程かかった。きっかけは、2年前に見つけた『ボラみみ』。読んでみて、自分でも何かやってみたくなったという。その後は「ボラみみ.com」のHPで情報を探すようになった。情報は福祉系が多く、介護や手話など関連する活動の経験がなく、初心者の松本さんには関わり方がわからなかった。そこで、普段の仕事をいかせるものはないかと思うようになった。運転ボランティアを見つけて、初めて足を運んだ。運転で万が一事故を起こした時の責任が心配だったが、ボランティア保険の加入で保障されることを知って一安心した。ITバスの外観。このバスでパソコン講習会をデリバリー
 活動は、視覚障害者の方にバス内で「パソコン講習会」を提供するため、バスの運転をする。あるときは、盲学校へと車を走らせた後、自由時間に普段行けない町並みを散策することができた。それに、日頃運転ができないバスの運転もでき、「こんなに楽しませてもらっていいのかな?」と、うれしいとまどいもあった。 
 今回運送業の人からの応募が多かったことを知り、ボランティアのイメージが主婦や学生がすることだったので、運送業の人も内心興味があることは意外だった。普段接客などの人と関わる仕事をしていないので、ボランティアのきっかけがつかみにくいのかもしれない、と考える。また、「ボランティアと聞くと奉仕とか大変なイメージだったが、やってみると楽しいもの。いざ行動を起こして人と関わるうちに馴染んでいくことができた。」と、松本さんのイメージはだいぶかわった。今では、バスのボランティアは継続的に、それ以外に、同センターの他のボランティアもしている。できる範囲で、楽しさも感じながら活動をしている松本さん。今後もぜひ、自らのペースでボランティアを続けていってほしい。
執筆:ボラみ隊 土井

団体
情報
名古屋盲人情報文化センター
住所:名古屋市港区港陽1-1-65     TEL:052-654-4521 FAX:052-654-4481
担当:山口

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