特集 環境のためにできること。安い、楽しい、エコ生活! ホームへ
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−水と緑を中心に、地球温暖化防止に取り組む―「雨水利用と緑化を進める会」−
 今や「もったいない」という言葉は国際語。地球温暖化をはじめとする深刻な環境問題を意識し、持続可能な社会を実現させるためには、私たち一人ひとりが生活の中の「無駄」を見直していかなければなりません。NPO法人「雨水利用と緑化を進める会」は、水と緑の大切さを中心に、誰もができる環境にやさしい生活のヒントを私たちに教えてくれます。  
エコ生活のきっかけを1つでも提供したい。
「風力発電」と「太陽光発電」。あまった電力は中部電力に売っている。 「風力発電」と「太陽光発電」。あまった電力は中部電力に売っている。
「水と緑を中心に、誰でも身近に安くできることで地球温暖化防止に取り組む」。これが「雨水利用と緑化を進める会」の目標だが、他にも「古材利用」「風力発電」「太陽光発電」など、あらゆるノウハウを研究し、紹介している。「雨水利用でも緑化でも太陽光発電でも、何か1つでも生活に取り入れることで、環境への意識が変わるきっかけになればいい。自然に生活スタイルが変わり、無駄をなくしていっても十分豊かな生活が送れることに気づいてもらえたら嬉しい」。そんな思いを込めて、会では毎月1回の無料相談会を中心に、情報誌や連続講座、イベント等で、誰でもできる地球温暖化防止への取り組みを呼び掛けている。 無料相談会には、新居を建てる予定の人などが絶えず訪れる。また会を支える会員の数は、建築士や設計士を中心に4千人にものぼり、環境のノウハウに対する需要は確実に増えてきているようだ。そんな臼井さんたちの活動は日本国内だけに留まらない。砂漠化が進む中国でも講演活動を続け、今ではようやく地元住民に環境への意識が芽生えてきた。その国、その土地の風土に合った方法で、活かせるノウハウはどんどん役に立てる。地球環境を守るためには、こうした「ノウハウの有効利用」も大切だ。 「省エネとケチは別物。自分の生活を見直して、まずは無駄に気づくこと。その無駄をなくすためのノウハウが必要な人には、喜んでアドバイスをしたい」。臼井さんのように楽しく「省エネ」生活をする人が増えることで、「無駄」ではなく「水と緑」があふれる社会が形成されるといい。
Information
・6/19(日)と7/24(日)の両日、愛知万博にて会の活動紹介を行います。是非お立ち寄り下さい。
@10:30〜 A14:00〜(瀬戸会場愛知県館)

・なごや環境大学で講座を開催。
「わが家でもできる環境保全−雨水利用と建物緑化−」
CO2の発生を減らすには、電力エネルギーの使用を少なくすることが必要です。雨水を利用して公共水道の使用量を節約し、建物を緑化して冷暖房の使用時間を短くするノウハウを勉強します。
5/21、6/4、6/12、6/25、7/9、7/17の計6回。詳しくはホームページをご覧下さい。

・雨水利用と建物緑化の無料相談会
毎月第3土曜日13:00〜14:00まで、なごやボランティアNPOセンターにて(変更あり)

「雨水利用と緑化を進める会」代表の臼井章二さん
●連絡先 
特定非営利活動法人 「雨水利用と緑化を進める会」
名古屋市西区中小田井4-303
TEL.052-502-1100 / FAX.052-504-2045
http://www005.upp.so-net.ne.jp/ame/

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